アラフォー主婦な私の生活記録

あまり大きな声では言えない心の叫びを綴ります。

ベン

その昔、ベンという人と付き合っていた。初めての出会いはクラブ。ここまでは普通なんだけど、ここからややこしくなる(笑)

 


まず、クラブでベンと一緒にいたのは私の元彼。しかも一方的な別れ方だったから、向こうはまだ引きずっている状態だった。

 


ベンと私はこの後、同じ職場で働く事になる。

 


ベンは女癖が悪かったので、当然のように、私の元彼から、私にだけは絶対に手を出さないようにと釘を打たれていた。

 


さて、一緒に働くこと数ヶ月。私たちは他の同僚たちも含めてみんなで仲良くやっていた。ベンは寂しがりやなのか、あまり1人で行動しない人だったから、ランチや休憩の時間は無理矢理時間を合わせさせられてよく付き合わされた。そのおかげで、お互いの恋愛事情も含めてなんでも話せる友達になった。

 


そのうち、仕事のない日まで付き合わされるようになる。そしてある日、みんなで朝まで遊んで朝帰りしている途中、駅で壁ドンからのキスをされる。

 


酔っ払ってるから許すけど、調子に乗らないようにと伝えて家に帰る。

 


午後、ベンから謝罪のメールが入る。

 


「無かった事にしてあげるから、今度ビール奢ってね〜」の返信に、「めちゃくちゃ恥ずかしいんだけど、無かった事にして欲しくないと思ってる」との事。

 


私はそれまで友達と付き合った経験がなかった。自分が付き合いたいと思った人とは最初から友達にはなれなかったから。だから無理だと思うとベンに伝えると、「一度試してみよう!」と提案される。

 


それから頑張って2人きりで出かけてみたり、その後ベンの家に持ち帰られてみたりするものの、いざキスされると笑っちゃってキスすらもできない!そんな状態が2週間ほど続いた(笑)

 


それでも辛抱強く待ってくれたベンと私は、その1ヶ月後くらいからようやくお付き合いを始めた。

 


そろそろ国へ帰る頃だったベンは、私を日本からの手土産にしたいと言った。実はクリスマスに帰省した時、友達や家族に私の話ばかりしていたんだって。その時に私への気持ちに気付いたんだって。でも友達の事もあったし、しばらくは我慢していたんだって事を、後から教えてくれた。

 


ピエロのようにお調子者で、頭は禿げ上がって、口元はポパイみたいにボリュームがあって、いつも顔だけで笑わせてくれるベンが、実は超高学歴の天才だった事は、後で彼のお母さんからコソッと聞かされた。

 


ピエロの仮面の下のベンは、めちゃくちゃ神経質で繊細な心の持ち主だったって事を、別れた後に知る事になる。

 


ベンと一緒にイギリスへ行くために短期でオーストラリアへ資格を取りに行く事にしたのに、資格を取る前にベンとは別れる事になってしまった。帰国する理由が無くなり、そのまま滞在しているオーストラリアで、今の旦那と出会ってそのまま結婚した。

 


意外な事に、歴代2番目くらいに好きになったベン。一年に数回は連絡を取っているけど、元気だったり、病んでたり。

 


そんな中、以前職場でお世話になっていたお姉様の息子さんが、ワーホリでイギリスへ行く事になった。初めてのイギリスで、何の伝手もないというので、ベンを紹介してあげた。

 


その関係で今久しぶりにベンとまた連絡を取り合っている。友達からのスタートで友達の期間が長かったせいもあってか、ベンは私の事をよく知りつくしている。まだゆっくり話ができてないけど、今のわたしの状況を伝えたら、何て言うんだろう?ちょっと楽しみ。