グランドカバーからはみ出す雑草を見ると、紳士を思い出す。(下ネタではありません。笑)
一緒に飲みに行った時、雑草駆除の話になった。
年に数回親の別荘へ遊びに行くのだが、敷地がやたらと広く、行くたびに超世話焼きのお隣さんから草刈機を渡され丸1日がかりで雑草駆除をさせられる。「今度父が草刈りに来るって言っていたんで…」なんて言い訳は通用しない。問答無用で草刈機を渡される。(笑) 限られた時間で来ているのに丸一日草刈りで潰れるのは残念だし、その間子供たちを放置しなければならないのも可哀想だし、次の日は全身筋肉痛で動けなくなるし、できる事なら全力で断りたい…!
以前この話をした時、自分の事のように苛立ちを示したその反応が意外で印象深かったのだが、この時もやはり苛立ちを見せた紳士。どうやらお節介な人が嫌いらしい。(笑)
「雑草にカバーをかければいいんだよ。僕はそうしてるよ。」
え?それはそれでめんどくさそう…だってどうせやっぱり生えてくるんでしょ??
「そりゃ生えてくるよ。でもそんなにすぐには生えてこないよ。それに、対応策取ってますっていう態度を示せるじゃない。」
あぁ、なるほどね。
「あの人達ってこっちの都合なんて全然考えてないからさ。1人で小さな子供たち連れてわざわざ遠くから遊びに来てるのに草刈りさせるなんて信じられない。頭おかしいでしょ。でも無視するわけにもいかないだろうから、一応何かやってますよ〜ってわかりやすいようにカバーを張ったらいいんだって。だいぶ楽にはなるよ。」
あの時は、こんな普通の会話ができた事がとても嬉しかった。互いのリアルの世界での出来事についてあれこれ話した。途切れる事なく、退屈する事もなく。居心地がいいのは波長が合うからなんだと思う。いつかまた一緒に飲みながら色んな話したいな😊